「食べるときにあごが痛い」「口を開けるとあごが痛い」「あごがギシギシする」、こんなことがありませんか?これらの症状に心あたりのある人は「顎関節症」を疑ってみましょう。
顎関節症はあごの関節から音がしたり、痛みがあったり、時には口が開きにくくなったりあごを支えている筋肉に痛みが起こったりする病気です。
顎関節症の原因は歯並びや生活習慣、ストレスや頸椎の異常、筋肉の緊張などいろいろな要素がからみ合って起こっていると考えられます。
当院では生活習慣の改善による治療をおこなっております。痛みがひどい場合や口が開けにくいときには、短時間の痛み止め等のお薬やレーザーを使うこともあります。ケースによっては、スプリントと呼ばれるマウスガードのようなものを装着することもあります。
人間にはいろいろな状態や環境になれる能力があります。しかし、その許容範囲を超えてしまうと、故障を訴えます。顎関節症も悪い生活習慣が長い時間かかって許容範囲を超えたため自覚症状が出たと考えられます。このようなことから、顎関節症は生活習慣病と考えられているのです。そこで、生活習慣を改善することにより、症状を許容範囲の中に戻してあげようという考え方です。
次の習慣に思い当たるところがあったら治してみてください。
頑張って、続けてみてください。